2024-05-29

ホームスパン講座(手紡ぎ)6回目

羊の毛を紡いで、マフラーを織るための糸をつくる、ホームスパン講座(手紡ぎ)6回目のレポートです。

早いもので、講座(全8回)もあと3回となりました。
6回目のレクチャーのテーマは「梳毛糸(そもうし)」です。

この講座では、マフラー用の糸を「セミ梳毛」で紡いでいますが、「梳毛糸」と「紡毛糸(ぼうもうし)」のことも、知っていただきたいので、企画しました。

まず特徴と工程を説明してから、紡ぎの実演をし、皆さんにも体験してもらいます。

梳毛糸を紡ぐためには、繊維の方向を梳き揃える作業(コーミング)を行います。

金属製のくし(コーム)と、フリックカーダーでの作業を、それぞれ紹介しました。
毛先と根元の方向を間違えないように、気をつけながら梳いてゆきます。

長繊維の羊毛も用意しました。
写真は、ウェンズリーデール(左)と、イングリッシュレスター(右)です。

こちらは、指で平行に広げるようにして、そのまま根元から紡ぎます。

ラグ用の糸を想定して、太めに紡いでみましょう。
いつもの紡ぎ方とは違うので、ちょっと戸惑いますね……

レクチャーの後は、励まし合いながら、各自の作業を進めていきました。

私も皆さんと一緒に糸を紡ぎ、とても楽しい一日でした!
また次回、お待ちしています。

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