ホームスパン講座（手紡ぎ）5回目

羊の毛を紡いで、マフラーを織るための糸をつくる、ホームスパン講座（手紡ぎ）5回目のレポートです。

3月に始まったホームスパン講座（全8回）も折り返し。
マフラー用の糸という目標に向かって、それぞれの作業が順調に進んでいます。

染色実習もそろそろ終わりに近づき、化学染料による原毛染色にも慣れてきましたね。
どの色も素敵で、どんなマフラーになるのか、ますます楽しみです。

レクチャーのテーマは「羊の種類」。

マフラーを織るのに、よく使われる羊毛を用意して、触り比べをしました。
講座で使っているシェットランド以外の羊毛にも興味を持っていただけたら、うれしいです。

この日は、紡ぎ車が静かに回る音と、ドラムカーダーで羊毛を混ぜる音の中で、
それぞれの作業が進んでゆきました。

染色した羊毛をほぐす人、
ほぐした羊毛をドラムカーダーにかける人、
複数色の羊毛を混ぜ合わせて色出しをする人、
糸を紡ぐ人

それぞれの手が動き、いろいろなアイデアも生まれます。

色の混ざり具合を考えて、ドラムカーダーのかけ方を工夫したり、
少しまだらに染まった羊毛を分けて、グラデーションになるか考えたり……。

合間にメンバーの皆さんとお話しするのも楽しい時間でした。

自宅で染めた羊毛や糸を見せていただいたり、
日々の出来事を楽しくお話ししてくださったり……。

ご参加ありがとうございました。また次回、楽しみにお待ちしています！