2023-12-13

Spinning Wheel 作品展 Final・作品紹介

神戸・北野坂で開催されました「Spinning Wheel 作品展 Final」で展示した作品をご紹介します。


*2023年*

3階の入口正面(左側)のスペースをお借りして、ブランケットショール、タペストリー、ミニマット、カード織機などを展示しました。

大きな格子柄のブランケットショールは、英国羊毛のシェットランド、ナチュラルカラーのライトグレーと黒の手紡ぎ糸を使っています。

こちらは、以前に織ったことのある「色糸効果のクロス」と同じ織り方です。フィンランドの古い手工芸雑誌で見かけた組織図をベースに、綜絖枚数を増やしてアレンジを加えました。

ショールの左側に展示したのは、タケテ織のミニマットです。私が持っている紡ぎ車「ミズィ(ペガサス)」「エリザベス」「ウェンディ」と、北欧の天秤式織機をデザインして織りました。

経糸はリネンで、緯糸は太く紡いだドライスデール、ハードウィックなどを使っています。

台の上に並べたのは、羊毛がたっぷり詰まっている、二重織のシートクッション。ローゼンゴンのミニマット、そしてカード織機です。

カード織では「ひつじ」を織りました。少しずつ残っていた手紡ぎ糸(フィンシープ、シェットランド、ハーフブレッド)を4色使っています。ひつじが1匹、ひつじが2匹……。

以上が、最終回となりました「Spinning Wheel 作品展 Final」の作品でした。

楽しみながら糸を紡ぎ、織り上げた作品をお披露目する機会に、
心から感謝しております。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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