2022-04-26

いろいろなダマスク織【教室の作品】

2種類の「ダマスク織」作品をセットしましたので、ご紹介します。

ダマスク織は「タテ糸が浮くブロック」と「ヨコ糸が浮くブロック」の組み合わせで、自由にデザインされた織物です。織機と簡単な道具を使って織ることもできますが、教室の織機にはダマスク装置を取り付けていますので、複雑な文様を簡単に織ることができます。

まず一つ目は「ダマスク織のファブリック」です。タテ糸はコットリン(綿麻混紡糸)の生成りで、ヨコ糸はリネン。お好きな色を選んでくださいね。幅は約40cmです。

6枚綜絖と21枚のパターン綜絖を使用しています。教室にいくつかの図案を用意していますので、初めての方は、まずは気軽に織ってみましょう。2回目以降の方には、デザインの考え方をお伝えしますので、ぜひオリジナルのファブリックに挑戦してくださいね。

トートバッグやポーチ、クッションカバーなどに仕立てたり、壁掛けやテーブルに敷いたり、いろいろな楽しみ方ができるファブリックです。

ダマスク織機は、2種類の綜絖(そうこう)を使うのが特徴で、タテ糸が両方の綜絖を通っています。一方の綜絖はペダルで、もう一方はハンドルで操作しながら織り進めます。

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もう一つの作品は「ダマスク織のミニブランケット」です。
素材はウールで、タテ糸はオフホワイト、ヨコ糸はお好きな色を選んでいただきます。幅は約85cmです。

写真のサンプルは、北欧の森に咲くリネア(リンネソウ)をデザインしました。

6枚綜絖と10枚のパターン綜絖を使用します。
こちらの作品は、デザインの考え方をお伝えしますので、皆さんにオリジナルの図案を考えていただきます。

クマ、フクロウ、ザリガニ、ひまわりなどをデザインした個性豊かなブランケットが、ぞくぞくと誕生していますよ♪

織りあがってから、「縮絨(しゅくじゅう)」作業をすることで、糸がふくらみ、織り目がつまった美しいブランケットになります。この冬に向けて、世界に一枚のブランケットを織りましょう!

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