2024-03-31

ホームスパン講座(手紡ぎ)2回目

羊の毛を紡いで、マフラーを織るための糸をつくる、ホームスパン講座(手紡ぎ)2回目のレポートです。(講座1回目のレポートはこちら

今日は、前回の手紡ぎ糸をみなさんにお渡しするところからスタート。糸をよく見て、触って、感じたことを話し合いました。
「マフラー用の糸」という目標に向かって、課題を確認する大切な時間ですね。

続いて、レクチャーのテーマは「原毛の染色」。
次回からの染色実習に備えて、染料や助剤の計算、そして染色の流れを確認しました。

染色サンプルを参考に、どんな色に染めるのか考えるのは、楽しい時間!

染めたい色が決まったら、何グラムの羊毛を染めるのか検討して、染色データ票を準備します。

午後からは、ドラムカーダーを順番に使ったり、ハンドカーダーの練習をしたりしながら、糸を紡ぎました。

手紡ぎが初めての方は、紡ぎ車にだんだんと慣れてきましたね。本番の糸を紡ぐ前に、もう少し練習を続けましょう。

経験のある方は、太さと撚り加減がマフラーにふさわしいかを確認しながら、紡ぎました。より良い糸を目指していきます。

紡いだ糸は、大枠に巻き取って、撚り止めをします。
糸を引っぱらないように、ゆったりと巻き取るのがポイント。

そんなこんなで、無事に講座2回目が終わりました。

手紡ぎは、道具と素材があれば、一人でもできますが、仲間の皆さんと集まって一緒に「紡ぐ」のは、やっぱり楽しく、心地よい時間でした♪

次回は、染色と原毛の部位分けなど、盛り沢山な内容で楽しい一日になりそうです。
どうぞお楽しみに!

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