2016-11-24

フィンランドで織りました【2016 北欧】

今年の夏、4年ぶりにスウェーデンとフィンランドを旅しました。
その思い出をつづります。今日は織りの話です。

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私が手織りをはじめて体験したのは、1992年、フィンランドのサーリヤルヴィ Saarijärvi という町にある手工芸センターでした。よこ糸にバイアステープ poppana を使い、たて糸が見えないようにしっかりと打ち込む「ポッパナ織り」を教わりました。写真はそのときに織ったマットです。

ポッパナ織りのマット

あれから24年……。
手工芸センターを再び訪れて、手織りを楽しむ機会に恵まれました。

センターには織機が10台ほどあり、たて糸はあらかじめ準備してあります。使用料と糸代を払って、好きなだけ織ることができるシステムです。普段は地域の方が織りに来られているそうですが、夏は「ベリー摘み」や「キノコ狩り」に忙しいそうで、貸し切りでした!

サーリヤルヴィの手工芸センター

サーリヤルヴィの手工芸センターの室内

今回は裂き織りのマットを織ります。よこ糸として使う裂き布は、高校時代にお世話になったホストマザーが「うちにたくさんあるから!」と譲ってくださいました。お母さんが裂いた布を使わせてもらえるなんて、幸せなことです。

裂き布

マットを織っているところ

1日半でマット(80cm x 150cm)が完成しました。予想外の大きなお土産に、スーツケースを現地調達(!)することになりましたが、無事日本へ持ち帰りました。
思い出がまたひとつ増えました。

織り上げたマット

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